記事一覧

コミティア121見本誌読書会で見た本5

「amazing walk 大いなる散歩」なるなる文庫作者さまのまんがの総集編。文字が読めない幼児の見ている世界を描いた「もじなるもの」では、主人公の読めない文字が抽象的な絵のように表現される。たしかに自分にもこういう時代があったはずだと思わされる。影だけを踏んで移動するという遊びを描いた「かげさんぽ」。こういう遊びはよくやったと思い出す。現世にあって子供には違う世界が見えているのだ。動物園のカンガルーが逃げ...

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コミティア121見本誌読書会で見た本4

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「笑い男」アズキカン新種のワライダケを食べてしまい十年間笑うのが止まらなくなると医者に宣告された男。職場を追い出されていきついた先はサーカスのピエロだった。ピエロとして意識的に人を笑わせる仕事をしているうち、疎ましいだけだった笑いの症状がむしろ楽しくなってくる。しかし同時にある不安がよぎる。笑いキノコの成分が切れたら自分はどうなる……初めは仕方なくやっていた仕事があると...

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コミティア121見本誌読書会で見た本3

「創作ジェノサイド」美獣牧場まんがを描いている主人公女子が友人に自作のまんがを見せるが酷評を受ける。その後主人公は生まれたての謎の知的生命体と接触する。小人のようで複数いる種族の彼らにまんがを見せると無垢な彼らは拙い彼女のまんがを傑作と評し、まんが内のキャラクターであるジョナサンを神とあがめるようになった。しかし彼らの宗教熱がエスカレートし、彼らの種族は内部分裂し二派に分かれて戦争をはじめ全滅した...

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コミティア121見本誌読書会で見た本2

見本誌読書会会場は学校の教室ほどの会議室で行われる。同人誌即売会の島のような感じで机が並べられていて、そこにジャンル分けされた同人誌が積まれている。参加者はそれらを自由に見ていい。当然だが持ち帰ることはできないので欲しいものがあったならサークルをメモって次のコミティアでそのサークルに行って贖うことになる。ところで参加料は500円なのだが、直前のコミティアで見た本の感想を書いたはがきもしくはPush&rev...

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コミティア121見本誌読書会で見た本

創作同人誌即売会コミティアでは、イベントの一週間後くらいに見本誌読書会というイベントが行われる。コミティアでは各サークルが新刊の見本を運営に提出するのだが、直前のコミティアで提出された新刊を集めて自由に読んでいいというのが見本誌読書会である。見本誌読書会はたいてい明治大学で行われる。直前の日が一日通して死ぬほど暑くて何もできなかったので一日クーラーの利いた場所にいられるだけでもいいやとおもう。当日...

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