FC2ブログ

記事一覧

掲載情報 「瓦版屋佳織見聞帖 13話」 コミック乱6月号増刊 鬼平犯科帳 顔

 隔月発行コミック乱6月号増刊 鬼平犯科帳 「顔」がリイド社さまから発売されました。

18042000.jpg
 本来は鬼平しか載っていない鬼平名作特選集なのですが、巻末に拙作「瓦版屋佳織見聞帖 13話」が掲載されています。

18042001.jpg
 ついに黒船が来た! 未曾有の特種に瓦版記者の血が疼く佳織は小舟を繰り出して黒船に接近を試みるのだが……

 1853年6月3日(アメリカの日付だと7月8日)に浦賀沖に黒い巨大船が四隻やってきました。左からミシシッピ号(外輪船)、プリマス号(帆船)、サスケハナ号(外輪船)、サラトガ号(帆船)です。プリマスとサラトガはエンジンのない普通の帆船なのでサスケハナとミシシッピが曳航しています。サスケハナ号がサラトガを曳いたのかプリマスを曳いたのかはわかりませんので逆かもしれません。プリマス号はエンジンがないはずなのですが残っている写真にはなぜか煙突のようなものが二本見えます。当時の曳航時の綱の張り方とかどれくらいの距離で曳いたのかなどはわかりませんでした。

 黒船の乗員の生活感を出すために黒船の甲板の上に水兵の洗濯物が干してあるところを描いたのですが、よく考えたら蒸気機関が回って煙突から黒煙が出てるのに洗濯物なんか干したら真黒になると思って完成原稿では消してあります。

 わからないことだらけだったのですがまんがである以上絵に描かなければいけないのです……

18042003.jpg
 黒船の一年前にロシアから船が来た時、地元浦賀の住民は小舟で近くまで見に行って、あまつさえ集団で勝手にロシア船に乗り込んでいろいろ見物して帰ったとのことです。その一年後の黒船のときも物好きな一団が乗り込まないまでも小舟で近くまで見に行ったようです。吉田松陰などは勝手に黒船に乗り込んだと自分で日記に書いています。

 「コミック乱増刊 鬼平犯科帳」は書店他、コンビニの雑誌棚で手に入る可能性が高いです。
関連記事
スポンサーサイト