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コミティア121見本誌読書会で見た本5

「amazing walk 大いなる散歩」なるなる文庫
http://narunarubunko.main.jp/
作者さまのまんがの総集編。
文字が読めない幼児の見ている世界を描いた「もじなるもの」では、主人公の読めない文字が抽象的な絵のように表現される。たしかに自分にもこういう時代があったはずだと思わされる。
影だけを踏んで移動するという遊びを描いた「かげさんぽ」。こういう遊びはよくやったと思い出す。現世にあって子供には違う世界が見えているのだ。
動物園のカンガルーが逃げ出して幼児と行動を共にする「カンガルー奇譚」。居間で寝転がってるカンガルーがおっさんぽくて笑う。
他にも見ごたえのあるまんがばかりが収録されている。幼児と老人の顔に迫力がある。
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「お坊ライフ」スタジオ02
https://www.alphapolis.co.jp/manga/442065621/960133236
仏教大学に通っていた作者様が僧侶になる修行をした経験を描いた実体験まんが。修行中ということで肉のない食事が続く中、カロリーに飢えた若い僧侶たちがマヨネーズ山盛りの加行飯を編み出すところなど面白い。そんなのうまいのかと思うが雪山でラードギトギトのラーメンがうまく感じられるというのと同じことだろう。
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「はっきょう2」M.T.L Factory
https://taira2017.booth.pm/items/604556
黒白のコントラストくっきりとしたハードボイルドな絵柄が渋いまんが作品。だがモヒカンと革ジャンでキメてスラム街を練り歩く男たちのおつむの中身はもれなく小学生以下というギャップが凄い。
腹筋を鍛えるコロコロで珍走団と競り合って爆走するとか、かくれんぼで絶対見つからないために自ら墓穴を掘って棺桶に入るとか、男たちのIQが溶ける短絡的な行動が笑える。天気予報をヘヴィメタル的な過剰な演出で行うへヴィメタル天気予報も面白い。
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「∞」江月堂


立方体が組み合わさったものを開いていくと新しい絵柄が現れてしかもそれが無限に繰り返されるという立体まんが。いつまでもカチカチ開いてしまう。開き具合によって正方形だったり縦長になったり横長になったりする画面をうまく使っている。
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