FC2ブログ

記事一覧

葛飾区・東京商工会議所葛飾支部「葛飾ブランド「葛飾町工場物語」第1回(平成19年度)」#職人 #職業 #伝記

20021601.jpg
葛飾区・東京商工会議所葛飾支部「葛飾ブランド「葛飾町工場物語」第1回(平成19年度)」#職人 #職業 #伝記

 モノクロまんが、カラー記事90頁。

 葛飾の商工会が、加盟する工場のPRの為に作成したまんが作品です。工業が大手企業に集約されていくなかを21世紀まで生き残ってきた各工場のエピソードが語られます。
 どのエピソードも、厳しい中を職人の腕と工夫で生き抜いてきた、つわものの生き様のようなものを感じさせてくれます。
  
「株式会社 古山鉄工所」編
 高度経済成長期、橋の土台に使う巨大なボルトの注文を受けた古山鉄工所。橋の重量を支える直径10cm以上の巨大ボルトを造らなくてはならない……
 特注の電柱のような鉄棒を仕入れ、ネジを切ろうとするが、あまりに硬すぎて刃が受け付けない。しかし刃の枚数を増やすなど工夫を重ね、遂に巨大なボルトの製造方法を確立、それらは橋などの建築に使われ、幾度もの地震に耐え現在も建っている……
 高度経済成長を支え、日本の礎を造った町工場の男達の篤さが感じられる作品。

「株式会社チバダイス編」編
 ダイスという鉄を削る工具に鉄の棒を突っ込んで引っ張ると、刻み模様の付いた鉄の棒ができるCD加工という技術。これを輪切りにしてギアとして使ったり、刻みを滑り止めにした機械のつまみなどに使われるそうです。ただし熟練の技術と専用の設備が必要とのこと。
 ただ、現在ではそうした刻みのある棒は外側から削って作るのが主流であり、CD加工を行う工場は世界にほとんどない……

 しかし英語が得意なチバダイスの新社長は、CD加工の技術を世界にアピール、その結果日本では忘れられようとしていた技術に海外では需要があることがわかり、他にできる工場もないので、葛飾の町工場が世界中からCD加工を受注することになる……

 古く廃れていくだけと思われた技術が、意外なところで需要が見出され、下町の町工場が世界で評価されていく、というプロジェクトX的な職人物語が楽しい作品です。



00000000みかん03
 どの工場にもエピソードがあり、現在まで生き残ってきた理由があるのだと感じられる作品群です。
 79頁がバグってるんですが端末のほうの問題なのかな?






↑このリンクからkindle unlimitedに加入すると(無料期間で辞めても)レビューの著者に紹介料が還元されます






関連記事
スポンサーサイト



訪問者数

プロフィール

kurobokuya

Author:kurobokuya



クロ僕屋の本をお探しなら






「創作同人電子書籍」のレビューが読みたいならこの記事!






最新コメント