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#創作同人電子書籍 紹介 山田モト「マッシヴ・ハマー: 1:ティンバーライン・アーロン」#SF #サイボーグ #バトル

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山田モト「マッシヴ・ハマー: 1:ティンバーライン・アーロン」#SF #サイボーグ #バトル

 グレースケールまんが90頁。

 恒久体躯というサイボーグボディを開発した博士。
 博士は死にかけた?息子と同じ顔の恒久体躯を作る。しかしその恒久体躯には別の人物、デイヴィッドの意識が入れられる。(なぜそうなったのかはわからない)
 おそらく恒久体躯というのはコストが掛かるため博士の息子の意識が死んだあと別の人物の意識を入れて使い回された?
 しかしデイビッドは、すでにそのボディにいないはずの、博士の息子が母親を殺した場面を悪夢に見ることになる。博士の息子の脳はもうそのボディにはないはずなのにボディ自体が記憶を持っているのか……
 デイヴィッドは警備員を殺して研究所を抜け出し、博士に悪夢を消してもらおうとする……

 一方博士はまた別の恒久体躯を開発していて、それには試合で傷ついた格闘家アーロンの意識が入れられる。本来は病気で死にかけているヤクザのボスの意識を入れるためだったそのボディを使って、アーロンは博士とその娘を守るためデイヴィッドと戦う……

 と、なんとかストーリーを反芻して書き出してみたのですが、とにかく設定が複雑!
 恒久体躯の中に違う人の意識が入っていて、それが二組あるのでもう理解するのが大変なのです。
 サイボーグボディの中に違う人の意識が入っているために問題が起きる、というのは面白くなりそうな設定なのですが、それが一体ならまだしも二組あるので混乱してしまう。
 また、回想シーンが入って時系列をかき乱しているのも理解し難さに拍車をかけているのではないかと思います。

わかる 腹の中に流体筋肉が入っていてそれを身体の各部分に充填することでパワーアップしてマッチョになるという設定や、博士の息子の顔をしたボディの中に別人が入っていて博士を襲ってくるという展開はとても面白いと思います(博士が息子の写真を見て泣く場面とかがあればもっとよかったのですが……)。
 また、博士の娘の、幼い割に頭が切れ敵の正体を一目で見破り荒事にも動じないキャラや、ヤクザの若頭の、紳士的ながら正体不明のサイボーグが襲ってきてもビビらず冷静に戦いの準備をするようなキャラもなかなかおもしろいと思います。

 ので、テーマはもっとシンプルに絞り、複雑過ぎる設定を整理して読者に理解できるようであれば読者を獲得しうる作品になると思います。
 あとアクションシーンで動きが止まっているように見えてしまうのですが、これは流線と大きな擬音をつければすぐ解決するかと思います。






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