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#コミティア123作品感想 6「星空食堂」「逃走のヂンタ」「おやじメイド vol.15」「名古屋てくてくウォーキング」

 180218に池袋で開催されたコミティア123見本誌読書会に参加してきました。

 見本誌読書会は先週開催されたコミティア123でサークル参加者が運営に提出した見本誌を、自由に見ていいというイベントです。

 いつもは明治大学の講義室のようなところなんですが今回は発表会でも行うような壇があるわりと広めの部屋でした。机がコミティアでいう島のような感じで置いてあり、そこに同人誌が山積みされていてどれを読んでもいい。いつもは参加費が500円かかるのですが今回は0円でした。

 で、ひたすら本を読んで感想を書くわけですが、単独でもタブレットPCとして使える液晶タブレットを持ち込んでそれで感想を書いていたら、メモ帳アプリをセーブする前に電池切れになって書いたデータが全部消えてしまった……

 いつもPCで文章を書く時は「メモ紙」という、オートセーブ機能がついたテキストエディタを使っているのでセーブするのを忘れていた。シット! 液タブの電池が軟弱すぎる……数時間で力尽きるとは……というか電池が尽きる寸前にすべての要素をバックアップしておくとかそういう機能はないのか。いまだ電子機器は主にエネルギー容量の面で発展途上もいいとこで、ほっといても数年くらいは動くようなレベルまで電池容量が増えて初めて信頼するに足るものになると思う。

 というわけで記録が消えてしまったのですが思い出せる限りで復元していきます。

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星空食堂 黒井白

 宇宙航行の難所で遭難した宇宙旅行者が、小惑星帯の中にレストランを見つける。一人で切り盛りしているシェフは、遭難者の宇宙船を直し、一流のイタリアンを出してくれる。なぜ彼は50年に一人が通るかどうかという僻地で料理人をやっているのか……

 シェフが永遠とも思える時間、こんなところでレストランをやっている理由が泣ける。油絵調の重厚な画面で構成された美しいSFカラーまんがである。

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逃走のヂンタ ラスコー

 架空の未来の戦後世界。戦争で行き場を失くした人々をこき使っているサーカス団があった。そのサーカス団で見世物にされている、戦争中に開発されたであろう改造人間の大男と、貧しさから親に売り飛ばされた空中ブランコの娘は愛し合っていた。しかし強欲で好色な団長が二人の仲を引き裂く。団員は逃げたら爆発する電撃首輪をはめられているので団長には逆らえないのだ。心中するしかない……と覚悟を決めた二人に、主人公の私立探偵が手を差し伸べる。団長から首輪のリモコンを奪い取って二人を自由にするのだ!

 絶望に塗れた退廃的な世界で、自由を求めて戦う者に手を貸す展開は篤い。大男が圧倒的なパワーで下衆な団長をぶちのめすカタルシスがある。未来?なのに基底現実の日本の終戦直後のような世界観がいい。希望を感じさせるラストと、義理堅いオチもいい。

(画像なし)
おやじメイド vol.15 煉獄ゾルタン犬

 おっさんがお屋敷のメイドをしている。メイド服は着ているがダンディな顔立ちにマッチョな恵体でとくにオカマっぽいわけでもない。今回はお屋敷の雪かきをしていたはずのおやじメイドが謎の犬紳士の家に呼ばれ、メイドを愛でることが趣味の犬紳士にさまざまなセクシーなメイド服を着せられてしまう。随所に挿入されるオヤジメイドの不必要なパンチラ! 下着のデザインがやたら凝ってるぞ! これでこそメイドだ。おやじだけど。渋い髭面で一人称は「俺」だけどそれでも彼?は紛れもなくメイドの心を持つ究極のメイドなのだ。全編カラーのまんがで、塗りのテクスチャが凝っている。

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名古屋てくてくウォーキング 虚空100万マイル

 作者さまの他のまんがに登場するキャラクターたちが名古屋をウォーキングする本。街の様子は実体験に基づいているのだろう。明確なストーリがーあるわけではないが、キャラクターたちが街を歩いている楽しげな様子が伝わってくる。ファッションが非常におしゃれ。

 キャラクターがメインではない背景が大きく描かれたコマが少しだけあるとちょっと見やすくなるかもしれない。
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